HOME > ぶどうの成分
※下記記載は旬の食材百科より引用
ぶどうの栄養価と効用
イタリアには古くから"Buon vino fa buon sangue" (良いワインは良い血をつくる)ということわざがあります。
ワインが健康に良いという意味ですが、アルコールとともにポイントとなるのは原料のブドウに含まれているポリフェノールの効用によるところが大きいのではないでしょうか。
ブドウ糖による疲労回復効果
ぶどうには体内に吸収されやすいブドウ糖や果糖などの糖質が多く含まれており、これらは体内で代謝の経過を経ずにそのままエネルギーになってくれるので、疲労回復効果が非常に大きいと言えます。
脳の働きをよくします
ブドウ糖や果糖などの糖質は直接脳の栄養源となり、脳の働きを活発にし、集中力を高める効果があります。
アントシアニンなどのポリフェノール
ブドウにはポリフェノールが沢山含まれています。特に皮や種の部分に多く、これはガンや動脈硬化の予防に効果があるといわれています。
また、その中のアントシアニンは色素成分で赤ブドウに沢山含まれており、目の疲れや糖尿病による目の病気など、視力回復につながる重要な役割を果たす成分として注目されています。
ポリフェノールの一種レスベラトロールに食物アレルギーの発症を抑える効果
ブドうに含まれているポリフェノールにはたくさんの「レスベラトロール」という成分には、食物アレルギーの発症を抑える効果があることを、山梨大医学部の中尾篤人教授(免疫学)らの研究チームが突き止め2012年9月に発表されました。
※2012年09月06日 山梨日日新聞記事より
可食部100gあたりの成分
下記表記は五訂日本食品標準成分表に記載されている生のブドウに含まれる成分の量です。
エネルギー:59kcal・水分:83.5g・たんぱく質:0.4g・脂質・炭水化物:15.7g・灰分:0.3g・飽和脂肪酸:0.01g・不飽和脂肪酸:0.01g・コレステロール:0・食物繊維:0.5g
【ビタミン】
カロテン:21μg・E:0.1mg・B1:0.04mg・B2:0.01mg・ナイアシン:0.1mg・B6:0.04mg・葉酸:4μg・パントテン酸:0.10mg・C:2mg
【無機質】
ナトリウム:1mg・カリウム:130mg・カルシウム:6mg・マグネシウム:6mg・リン:15mg・鉄:0.1mg
※五訂日本食品標準成分表より
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